1月2月3月のチューリップの育て方と栽培のコツ【真冬~初春】
前回10月11月12月の作業について紹介しました。
今回は1月2月3月のチューリップの栽培作業について記しています。
この時期はチューリップの花を咲かせるための重要なカギを握る季節なので、ぜひしっかりと管理方法を知っておいて欲しいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
1月2月3月の作業
- 水やりを忘れない
- 寒さにしっかり当てる
水やりを忘れない
まず、球根を植え付けた後は根が伸びる時期です。
冬は土も乾燥しており、また球根を植えただけの土は殺風景なのもあり水やりを忘れがちです。
多くの人は花が咲いている時はよく水やりをしてくれるのですが、何もない土だけの状態のときは意外と水やりをしません。
しかし、チューリップ栽培では完全にNGです。
チューリップは根が乾燥したり一度でも傷が付いてしまうと、吸水できなくなり新しく根も生えてきません。
植物の成長の全てを支えているのは“根”です。
根がしっかりと育たないと葉も伸びず花も咲かないことがありますので、冬期の水やりは欠かさないように必ずやってください。
欠かさないといっても毎日土が湿っている必要はありません。カラッカラに乾燥しない程度で様子を見ながら与えましょう。
寒さにしっかり当てる
花壇など地植えをしている場合は屋外ですので、しっかりと寒さに当たることが出来ます。
しかし、プランター栽培の場合、置き場所によってしっかり寒さに当たっていないことがあります。
例えば、芽が出ていないからといって玄関の中に入れているなどあまりに大事大事に育ててしまい、“温室育ち”状態になっていると春に花を咲かせることができません。
イチゴなどもそうなのですが、寒さにあたることで春に花を咲かせ実を付けることが出来ます。
これと同様にチューリップも土の上に雪が被っても球根がダメになることはなく、むしろ大歓迎!
反対に、寒さにあたらないと芽は出るのですが葉が伸びずに枯れてしまったり花が咲いてもとても小さく、すぐに終わるなど本来あるべき姿ではなくなります。
ですので、プランター栽培の場合は特に気を付けて下さい!屋外の寒いところに出しておいてOKです!
花壇・地植え栽培のコツ
水やりを忘れないようにし、毎回何日おきにやったのか、どのくらいの量与えているのか?ザックリでいいので覚えておくかあるいは記録に残しておくと良いです。
というのは、初心者にとって一番難しいのは水やりです。
ついつい水やりをすること自体が“日課”になってしまい、水分過多の環境で栽培してしまっていることもあります。
水やりの量やタイミングに関しては“経験則”によってマスターできるので、もし春先にうまく花が咲かなければ水やりの記録を確認すれば与え過ぎだったのか?など反省点が見つかります。
観察日記のようなものでも良いので、記録しておくことがガーデニングマスターの一歩です。
プランター栽培のコツ
プランター栽培は移動できるメリットもある反面、置き場所を間違えると春になって花が伸びなかったり、芽が出てからもしなびたような葉しか出てこず枯れてしまうケースもあります。
チューリップのプランター栽培で大切なことは以下です。
- 室内など暖かい場所で栽培しないこと
- 屋外の日陰で栽培すること
初心者の方にありがちなのが大切にし過ぎてかえって上手く育たないケースです。
特に室内の窓辺など冬期に室温が20℃を超えているような温かい環境では花が咲かなくなる可能性があります。
屋外の日陰での栽培を勧める理由は、水やりをしてもしばらく湿っていて乾くまでに時間がかかることや
寒さに当てるという面でも要件を満たしています。
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