8月9月のチューリップの育て方と栽培のコツ【真夏~初秋】
6月から7月にかけて花摘み作業と球根の掘り上げが終わったと思います。
そのあとの管理方法は簡単で8月、9月にやることはほぼありません。
風通しの良い場所で管理することが中心になります。
地味な作業ですが、しっかり球根を干しておくことで10月以降にまた使える球根になります。
8月9月の作業
- 球根を干す
- 球根の保存
球根を干す&保存
球根を掘り上げた後はどこでどのように管理するかが大切になります。
球根を乾かさなければならないため、ネットに入れて日陰で涼しい風通しのいい場所に吊るしておきましょう。
10月以降の植え付けまでそこで保管してください。
球根を保存するネットに関して、球根保存専用のネットも販売されていますが、流し台の隅、三角コーナーに置く生ごみなどを入れるときに使う「水切りネット」であればマツキヨなどでも売ってます。
球根をネットにたくさん詰めない
ちなみにせっかく、球根を掘り上げても1つのネットにたくさん詰めてしまってはあまり意味がありません。
できるだけ1つずつの球根が風通しの良い状態になるようにしなければならないので、1つのネットに対して少量ずつ入れて保存しましょう。
10月になるとホームセンターで販売されている球根は1袋に10個以上詰めてあるものがあります。
なぜあのようにたくさん球根がネットの袋に詰められていても大丈夫なのか?というと、販売されている球根は球根農家さんが販売用に生産したものであり、前年に咲かせた球根を掘り上げ乾燥させるために入れたネットではありません。
あれはあくまで出荷する際や販売するときにたくさんの球根が積み重なるため、出来るだけ販売シーズン中風通しの良い状態を保つためのものです。
ですので、私たちが掘り上げた球根は出来るだけ重なり合わないように、小分けにしてネットに入れて吊るして保管しましょう。
風通しの良い日陰の涼しい場所とは?
そういわれても実際どこに置いておけば良いのかよくわからない人も多いと思います。
一般的に家庭で風通しの良い日陰の涼しい場所といえば、まず北側であること、太陽の光が球根に直接当たらない場所です。
そうすると北側・西向きに玄関があるご家庭は窓格子の下とか駐輪場など引っ掛けられる場所に吊るしておけます。
南側や東側に玄関があるご家庭の場合は、玄関やベランダでも日が当たる場所はダメです。
ベランダ内でも壁があって光を遮るような箇所であれば良いですね。あとはお勝手口やトイレ、お風呂場の裏などあまり光が当たらない場所だと良いです。
軒下の場合、軒が地面から近い場所だと梅雨時や真夏に蒸してしまうことがあるので気をつけてください。
夏の暑さが大敵
チューリップの球根を無事掘り上げて吊るして管理するところまで出来たら取り敢えずOKです。
ただし、夏の暑さによって中には球根がダメになっているものがあるかもしれません。
保存場所が本当に適しているかどうかは、実際に秋に球根を植えて付けて来年花が咲いて初めて分かります。
球根の保存場所に関しては各ご家庭によってできる環境が異なりまた、球根の品種によっても丈夫なものとそうでないものがあります。
夏の間もたまに球根の状態をチェックし、変わりなく乾燥した状態で保管されているか見ておきましょう。
トマト栽培特集!
イチゴの月別!栽培方法
10月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
11月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
12月1月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
冬のイチゴの育て方! 2月の時期の作業と栽培方法 | |
3月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
4月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
5月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
6月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
7月8月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
9月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |