10月11月12月のチューリップの育て方と栽培のコツ【秋~初冬】
10月、11月、12月はチューリップ栽培をスタートさせる時期です。
ホームセンターなどでは早いと9月後半から球根が出回るようになりますが、植え付けられるのは10月~です。
この記事では10月、11月、12月それぞれのチューリップの育て方と栽培のコツを紹介しています。
10月11月12月の作業
まず、この時期に行う作業は以下です。
- 球根の購入
- 花壇づくり
- プランター準備
- 球根の植え付け
球根の購入
花壇などの地植え栽培やプランター栽培どちらにおいても球根を揃えるところから始まります。
ホームセンターやネットではたくさんの色や咲き方の違う品種の球根が販売されており、カタログなどを見ているとついつい多品種を購入してしまうと思います。
球根の選び方としては基本的に腐ったり、病気になっていないものですが、ほとんどの販売店ではそのような粗悪品を置いていることは少なく、新しく購入する場合はどれを選んでもそれほど問題ないと思います。
強いて言えば、球根の皮がむけてしまって、白い部分が見えているものとそうでないものがありますが、むけてしまっているものでも生育には問題ありません。
ただし、白い部分い傷が付きやすい、あるいはすでに色々な人が触って傷が付いてしまっていることもあるため、その辺は注意してみて下さい。
球根の植え付け
球根の植え付け時期は全国の地域によって若干異なります。
以下の地域別植え付け時期一覧表を参考にしてみて下さい。
■【地域別】球根植え付け時期一覧表
地域 | 植え付け時期 |
北海道・東北 | 10月上旬~ |
北陸・山陰・北九州 | 10月下旬~ |
関東 | 10月下旬~ |
中部・東海・関西・四国・山陽・九州 | 11月~ |
四国南部・南九州・沖縄 | 11月下旬~ |
表からもわかるようにチューリップの球根は平均気温が15~20℃くらいになる時期から植え付けることができます。
北海道のように寒くなる時期が早い地域では10月の初めの方が植え付け適期になりますし、寒くなるのが遅い南九州や沖縄などの暖地では11月下旬~12月に入ってからが適期です。
雪が降っても寒さには耐えられるため1月以降でも良いのでは?と思われるかもしれませんが、あまりに遅いと寒さに当たる時期が短くなり球根内に芽が出る準備が整わず、きれいに花が咲きません。
寒さに当てることが大切です。
花壇・地植え栽培のコツ
チューリップを花壇など地植え栽培したい方が行う作業です。
花壇づくり
自宅の空き地や花壇、畑など球根を地面に直接植えるときは、まずは土作りからスタートとする必要があります。
具体的なやり方は家庭菜園の土作りの順番を初心者に解説!庭の空き地を畑にする方法を参考にしてください。
プランター栽培のコツ
チューリップをプランター栽培したい方が行う作業です。
プランターの準備
チューリップの球根は深さ10~15㎝程度に植えるため、最低でも深さがそれ以上あるものでなければなりません。
植える間隔にかんしてはだいたい球根2個分くらい空けるのが一般的ですが、ヨーロッパの園芸ではこれでもかというほど隣り合わせにぎゅぎゅに植えたりします。
不可能ではないのですが、間隔を空けて植えた方が葉ものびのびと展開できますし、密集による蒸れも起こりにくいです。
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